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リニューアルした「お風呂の王様 大井町店」はどう変わった?料金が安くなるお得な入館方法もレポート

2019年11月、お風呂の王様大井町店がリニューアルオープンしました。これまでにも何度か訪れたことがあるので、何が変わったのかをレポートします。

「お風呂の王様 大井町店」の基本情報

まずはお風呂の王様 大井町店の基本情報。

高濃度炭酸泉の露天風呂や内湯に加え、5種類のヒーリングルームを備える岩盤浴がある。蕎麦やアルコールを提供するレストランも完備。

曜日 対象 料金
平日 大人(小学生以下) ¥1,380(¥820)
土日祝 大人(小学生以下) ¥1,780(¥820)

リニューアルで変わったところは?

変更点1:下足箱の鍵で店内決済が可能に

店を入って玄関の右側に下足箱があるのは変わらないのですが、下足箱がリニューアルされていました。 下足箱の鍵に電子決済機能が備えられており、店内の飲食やリラクゼーションサービスの購入はそれ一つでOKになりました。

従来は、下足箱の鍵、決済用のリストバンド、ロッカーの鍵と3つも持ち歩かなければなりませんでしたが、今回から下足箱の鍵とロッカーの鍵の2つだけでよくなりました。

下足箱の鍵がロッカーの鍵にもなったらなお嬉しいですが、好きなロッカーを選べない不便さが発生するので仕方なさそうです。

変更点2:受付カウンターのみ有人対応、最後の支払いは無人対応に

2019年9月以前はまで店を入った右手側に受付カウンターと支払いカウンターが併設されていました。今回のリニューアルでカウンターは入り口入って左手に有人の受付カウンターのみになりました。

最後の支払い時には、カウンターの横にある機械に下足箱の鍵をピッとすることで精算ができます。 なお、支払いは現金かクレジットカードに対応していますが、あいかわらずJCBには未対応でした。

支払い方法

  • 現金
  • クレジットカード(VISA / Master Card / TS3)

交通系含む電子マネー / QRコードなどでの決済もできません。

無人対応での機械精算になったので、スムーズに帰れると思いきや、2台ある自動精算機に長蛇の列ができていました。。 常連勢が慣れれば問題ないかもですが、やはり休日の昼間などは混雑しそうです。 私が滞在したのは3連休の真ん中だったこともあり、ピーク時にはリラクゼーション受付のあるTVの方まで列が伸び、階段を上がりたい客と降りてくる客と自動精算機に並ぶ客で大変な混雑でした。。ピーク過ぎればトラブルも特になく割とスムーズに流れていた印象です。

変更点3:人気の炭酸泉が2箇所に増えた

今回のリニューアルで、従来とお風呂のスペースや配置などは変わっていません。 唯一変わった箇所が、炭酸泉でもともとあった「不感の湯」に炭酸泉が追加されました。

ちなみに今回のリニューアルは岩盤浴エリアを中心にされているようで、目玉のように紹介されているプロジェクションマッピングロウリュウは、風呂場のサウナではなく岩盤浴のサウナになります。

風呂場のサウナは特に変わらずです。

変更点4:岩盤浴「炎の間」にプロジェクションマッピングロウリュウ新設

都内で初というプロジェクションマッピングによるロウリュウが、岩盤浴「炎の間」に新設されました。 プロジェクションマッピング自体初めてお目にかかったのですが、「うん、頑張ってそれっぽく作ってるな」と誰ぞの目線で観察してきました。 温風も体感できるし、せっかくお風呂の王様にきたなら体験してみる価値はあるかと思います。

変更点5:岩盤浴「王様の間」に女性限定のセルフホットヨガスペース新設

自分が男なので現物は見れていないですが、ヨガ教室の映像がこれまたプロジェクションマッピングで流れており、ホットヨガを楽しめるそう。

変更点6:岩盤浴エリアヒーリングラウンジに半個室「ボックスルーム」新設

これ、地味に嬉しい。前まではみんな雑魚寝で休んでいましたが、半個室なのでより安らげる。何より人目を気にせずぐうたらできる。 あとは枕と布団あったら最高(岩盤浴しろや)

変更点7:入館料は130円、岩盤浴は100円値上げ

2019年11月1日のリニューアルに伴って料金も改訂された模様。基本の入館料が従来から130円値上げ、岩盤浴の利用料金も100円値上げしています。岩盤浴も利用する人も230円も値上げしています。

消費税増税のタイミングでもありましたが、もともと高かった料金がさらにアップしてしまいました・・・泣

それでもめちゃ混みなのがすごい。。阪急ホテルの宿泊客も利用しますし、アクセス抜群の立地ですからね〜。

料金が安くなるお得な買い方(入館方法)

今回のリニューアルに伴い値上げしてしまいましたが、少しでも安く入館できる方法を書いておきます。

メルカリ / ラクマ などでチケットを購入する

メルカリやラクマなどのフリマアプリでは、お風呂の王様の招待券が通常料金よりも安く出品されており入手できます。

ただし、お風呂の王様では使用できない招待券もあるので注意しましょう。

当日なら駅前の格安チケット券売機!

フリマアプリでは事前に取引を行って用意する必要がありますが、当日でも少しだけ安く行く方法が金券ショップです。

大井町店だと駅を出てすぐのところに金券ショップの券売機があり、回数券がバラ売りされているので割安で購入できます。

「あなたはこんなに知られてる」ネット広告でどこまでターゲティングできるか

インターネットをしているときに、さっきまで見てた商品の広告で追いかけられたことはないでしょうか?

あるいはピンポイントで生理アプリの広告が出てきたり、特定企業の社員向けのバナーが出てきたり。。

「なんで私が女ってわかったの?」

「なんで俺の会社知ってるの?」

と、このような広告に気持ち悪さを感じることもあると思います。

意外と知られていませんが、特定のユーザーを追いかけるということは結構細かくできるようになってきています。

どのようにして特定しているか、どのようなターゲットの特定が可能かを紹介します。

企業はターゲットをどうやって絞り込んでいるの?

広告主の企業は広告の効果を高めたいので、商品のターゲットとなるユーザーをピンポイントで狙った広告を打ちたいと考えています。

例えば、以下のような項目でターゲットを絞り込みます。

このような切り分けは大抵のインターネット広告で当たり前にできます。

さらに広告の種類によっては、

  • 年収
  • 家族構成
  • 勤務先の会社
  • 特定の場所・店舗に訪れた人
  • 特定の商品を買った人
  • 借り入れ状況

などというターゲティングもできます。

どうやってユーザーを特定しているの?

ネットの行動履歴で特定

ユーザーの特定方法には様々な方法があります。 オーソドックスなもので言えば、ネットでの行動履歴です。

ネット上でどのようなページを見ているかで、

  • 性別
  • 年齢
  • 興味 ・関心

は類推できます。

実際のターゲティングは、

20代女性投資に興味がある人

といった具合です。

またデバイスからネットに繋げることになりますので、

なんかもページに訪問すれば分かる情報です。

さらに会員を抱えていたりするサービスでは、登録の際にユーザーにアンケートを取得するなどし、「性別」「年齢」「興味・関心」をほぼ正確に取得し、

  • 年収
  • 家族構成
  • 勤務先の会社
  • 借り入れ状況

などまで特定することもできます。

このようなデータを、取得した会社以外でも活用して広告を配信できるように広告を販売しています。

実際のターゲティングでいけば、先ほどよりも細かく、

年収500万円以上男性上場企業勤務借り入れが100万円以下の人

といった具合です。

この辺りはマーケティングに詳しくない人でもそうだろうなと思っているところかと思います。

Wi-Fiから勤務先を特定できる?

ここからがあまり知られていない箇所になります。

アンケートなどをしなくても勤務先の企業などを特定して、その社員に広告を出すということもできます。

答えから先に言うと、企業のIPアドレスを活用したターゲティングです。

要は会社のWi-Fiに接続したことのあるデバイスをその会社で働いている人であると特定する方法です。

会社だけではなく役所なども特定できるので、公務員のターゲティングも可能です。

「会社のパソコンで接続するけど、個人のスマホでは会社Wi-Fiには接続しないんだけど」と言う人もいると思いますが、デバイスが変わってもこの複数デバイスは同一ユーザーだなと類推することは可能です。

複数のデバイスを同一ユーザーが使用することを「クロスデバイス」などと呼びますが、異なるデバイスでのログイン情報などから同一ユーザーを特定できるのです。

  1. Wi-Fiからデバイスの企業を特定
  2. 同じアカウントで個人スマホにログイン
  3. 勤務先企業と個人スマホを特定

といった感じです。

この手法によるターゲティングは細かくて比較的正確にできるので高級商材や特定の分野の人のみ対象の広告で人気です。

実生活での行動による特定

ネットだけの行動履歴ではなく、実生活での行動でもターゲティングはできます。

例えばGPSやフリーWi-Fiへの接続などをもとにユーザーの行動からターゲットを特定する方法です。

など。

また、ポイントカードや電子マネー決済などから購買履歴でもターゲティングが可能になってきています。

スマートフォンを軸にユーザーのネットとリアルの動きが集約されつつあります。

異なる企業間でオーディエンスデータを融通し合っている場合もある

これもあまり知られていませんが、個人情報を含まない範囲でオーディエンスデータを企業同士で融通し合っていたりします。

例えば、A社のサービスで会員となっていいるユーザーXがいたとします。A社のサービスでXは年齢や職業、年収、住所などを登録していました。

通常であれば、XがB社のサービスページに訪れたとしても、B社のサービスに登録しなければB社にはサイト上のアクセス履歴しか分からず、年齢や職業、年収、住所などが知られることはありません。

しかし、B社はA社とオーディエンスデータを融通しあう取り決めをしていた場合、今ページに訪問してきたXというユーザーの年齢や職業、年収、住所の一部など個人情報とならない範囲でB社にも情報を把握されている場合があります。

個人を特定しないデータということでアノニマスなオーディエンスデータなどと呼ばれていますが、異なる企業間で互いのアノニマスなオーディエンスデータに色をつけ合い、「この人はうちのターゲットになりうるから広告でターゲティングしよう」などといった具合に広告の効果を高められるのです。

自動車メーカーや大手キャリアなど、競合でありつつ補完関係が成り立つような業種で実施していたります。

このように書くと、ネット上での素性が企業にバレているようで気味が悪いと思うかもしれませんが、実際のターゲティングは、「サイトにアクセス履歴のある20代で年収500万円以上の人」といったような母集団としてターゲティングに活用されます。

既存の会員情報から類似ユーザーを特定

すでに保有している会員情報をもとに、類似したユーザーを特定する方法もあります。

例えば、「成約に至った人に類似したユーザー」をターゲティングするなど。

FacebookTwitterなどSNSでよく使われている手法です。

ちょっと驚くかもしれませんが、まず優良顧客の「メールアドレス」や「電話番号」といった情報を広告媒体の管理画面にアップします。

「えっ、他社に個人情報渡してるじゃん」

と思うかもしれませんが、渡してません。

誤解なきように詳細を書くと、アップする場所はブラックボックス化されており、アップされたデータは暗号化され広告媒体と広告主の双方でその箱から取り出すことはできません。

SNS上にアップされた優良顧客の「メールアドレス」や「電話番号」の登録があれば、そのユーザーの行動履歴と似た行動をしているユーザーを特定してターゲティングできるという方法になります。

今後はこんな特定も可能になる?

これまでお伝えした内容は、企業でマーケティングしてる人にとっては常識中の常識かと思います。

ユーザーからしても興味のない広告が当たるよりは、興味のある広告が当たった方が利便性は高く、ターゲティングの精度が上がった方が双方にとって利便性が向上すると思います。

今後の可能性として、このようなターゲティングもできるようになるだろう(一部なってきている)というものを挙げてみたいと思います。

TV CMを見た人

これは今でもある程度可能になってきています。

スマートフォンの特定アプリで音声を拾い、CMを特定しそのデバイスでCMと連動したネット広告を展開するといったようなものです。

スマートスピーカー普及もこのような音声をもとにしたマーケティングを可能にするためと言われていますね。

音声を拾って特定するなんで意外とアナログなことしてるなと思われましたか?

私もそう思います。今やテレビもネットに繋がりましたし、共通のWi-Fiに繋がっているデバイスなどで特定して、CMと連動したターゲティングはより容易になっていくと思います。

直近の車の移動距離

これも割と近い将来可能になります。(もうなりつつある?)

広告というよりも、保険の商品設計に役立ちそうですが、こんな細かな情報まで撮れるようになるという例で挙げました。

どうやってとるかというと、スマートアシスト自動車などではコンピュータが搭載されており制御しています。

このコンピュータに使用されているチップで走行データを測定しており、走行データからのターゲティングが可能となります。

これも数珠繋ぎのような取り方にはなりますが、自動車の購入者データや保険データと掛け合わせることで、ネット上でのターゲティングが可能になります。

扇風機をつけた人

「そんなことでターゲティングして何の役に立つんだ」と思われたかもしれませんが、これは一例でユーザーの一挙手一投足を把握して今この瞬間のニーズデータを取得できるようになります。

IoTという言葉を聞いたことはないでしょうか?

Internet of Thingsの略で、要はあらゆるモノがインターネットに接続されるということです。

するとどうなるかというと、ユーザーの動きがあらゆるモノのデータから把握でき、細かなニーズをリアルタイムに把握することが可能となります。

  • 扇風機や冷房をつけた人 = 今暑いと感じている
  • 暖房をつけた人 = 今寒いと感じている
  • 冷蔵庫からアイスを取り出した人 = 余暇時間の可能性が高い

など。

実際にはこのような細かな行動をいちいち特定してターゲティングするのではなく、「今暑い人」「今忙しい人」「余暇時間の人」などで特定の母集団をターゲティングすることになると思います。

汎用AIによる潜在ニーズの特定

こちらはドラえもんの「コピーロボット」をイメージしていただけるといいかと思います。

ネット上に自分のコピーとなるAIを作っておき、あらゆる情報や商品などを収集してくれたり、自分の代わりに店の予約、SNS投稿、メッセージの返信などまでしてくれるようなものです。

開発を目指す企業は多くありますが、まだあまり実用的なものは存在していません。

このような汎用AIは、実生活での行動データやネットでの行動データ、また個人がAIをより自分にマッチさせるように学習させた潜在的なニーズまで把握することになります。

類推ではなく、限りなく本人に近いニーズを把握してユーザーをターゲティングすることが可能となります。

邪魔な広告を排除する方法

このページを見ている人は、おそらく広告が嫌いな人の方が多いと思います。

ネット上の広告をブロックして表示しない方法を紹介します。

YouTubeの動画広告含めネット広告丸ごとブロックする方法

ネット広告を排除するツールとして「AdGuard」というソフトがあります。


AdGuard Premium(アドガードプレミアム) パソコン1台+スマホ・タブレット1台|ダウンロード版

このソフトは、スマホもPCも広告を表示しないことができるソフトです。

そしてすごいのが、YouTubeの動画広告までブロックできてしまうという点です。

広告が表示されない「YouTube Premiere」は月額1,180円(14,160円/年)かかりますから、広告を表示させない目的で月額課金するならこちらのソフトウェア(3,996円)を購入した方が賢いと思います。

「どうしてもネット広告が嫌だ!気持ち悪い!」という人は使ってみてもいいかもしれません。